号外ー24 現社考ー「天皇メモ」の波紋 <宮内庁策謀の罠・・・?> 昭和天皇ご自身の「開戦の決定」への戦争責任は、何回かの「コラム」記載のとおりであり、米軍の策略にてこの追及を免れた結果、「東京裁判」の被告にも及ばず且つ、諸外国の批判「戦争責任の不透明さ」を未だに引きずっている日本の曖昧模糊とした結論が問題であり、今更「故・宮内庁長官メモ」が如何に信憑性があろうがなかろうが大した問題ではない。 しかし、諸外国の常識では「天皇には決定の戦争責任あり」が当然で、例え「天皇」であろうと対戦国にはA級戦犯であろう事は疑いようのない事実であるにも拘わらず、日本国民が「民主主義的総括結論」を出さない事事態が、不快感を抱く理由であると噂されているのも明らかな事実であろうと思える。 この種の問題は、利用可能な「時の実力者」が、己勝手の優位性に擁する為だけつまり、「上意」の価値とその利用を企む目的を抱き、ずる賢く立ち回る様の表れであり、昭和天皇は「敗戦」の時点で、即刻「退位」すべきであったと考える。(あらゆる分野における「冠」が、その「証」である) いま又、時代の権力者達によって祭り上げられるべく様々な画策を労する輩に腹が立つ。 その昔、「天皇は神」の時代も国民の偶像崇拝も全て仕組まれた「錯覚」であり、諸外国と同じく「国と民」は、「戦の戦利品」である。そして、その戦果産物が「国王」なのである。よって、昭和天皇は、己の下した「開戦の責任への呵責の念」に於いて、生前8回参拝し、己の命令に従い「戦争の御霊」となられた「従軍国民への懺悔」に参ったものと解釈するが正しく、己に「戦争の決断」を迫ったA級戦犯達が合祀された為に参拝の中止に至っただけの事と推量する。 (三国同盟を推進した「松岡洋右」への思いは別問題と解釈する) 現在の憲法下「天皇を象徴」とする考えの根幹に、「輩の策略」が見え隠れする状態では、「正しい過去の反省」は永久に不可能であろうし、黒白をつける判断は「現日本人」にはできないだろう。己自身に降掛った火の粉は永久に忘れえぬ重大事であるが、己が及ぼした「失敗の悪影響」は永く忘れていたい事である様に、黒白の着けたがらぬ上に、結果責任を執りたがらない「官僚的精神」では、未来に続く「道」は探れないであろうと考える。 余談ながら「宮内庁の予算」を知りたいものである。 皆さんは、この問題を如何にお考えであろうか・・・・? ぜひともお聞かせ戴きたい。 (お断り=論評人は、右翼でも左翼でもありません。) <コラム>お尋ね下さい。
by srd52834
| 2006-07-21 10:43
| 「現代社会を考える」→時事
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