オピニオン「総選挙」18 <何が問題?郵政民営化>懸念1 確かに、次のような「懸念」も当然に考えられます。何故なら、法案が手段であった筈ものが、いつの間にか目的と成りつつある事です。 1、不採算の「郵便局」は、撤退か・・・? この問題に対しては、「社会・地域貢献基金」の創設にて過疎地の不採算の局も維持するように図るとしているが、当然に、統廃合の可能性は残るであろうと思われるます。 2、新会社による「事業拡大」に伴う、民間企業との摩擦・・・? 郵貯・簡保の資金運用先の拡大により、国債購入だけでなく、企業への協調融資や個人への住宅ローンなどが可能になる為、 郵便会社は、一般の運送業やコンビニのような多角経営、それに、郵貯・簡保に集まる資金運用先も拡大されると思われますが、これは、いざ実行に移すとなると、非情に難しい事態も予想されます。 以上が「懸念」とされますが、何よりも大切な事は、民間と競争条件を対等にすることが、不可欠であろうと考えます。 よって、「官」に必要以上の「金」が流れないようにする「処方箋」としては、「小泉改革」の云 う「民営化により、官から民へ資金の流れを変えよう」とする「第一段階」としては、非情に有効な策である事は、間違いなき方向であると云えると思われます。(公務員削減の一歩です。) しかし、「本当に『民』へお金の流れが変わるのだろうか・・?」の疑問は残ります。郵貯と簡保の莫大な資金が、官から民へ流れれば、経済が活性化する事は事実であろうが、郵政民営化による、「お金の流れ」がどう変化するのかは、残念ながら、未だ見えない。 <もうひとつの「懸念」は、次回配信とします。>ぜひ、お尋ね下さい。 9・11あなたの「一票」で「既得権にすがる『造反議員』を、篩いに賭け様ではありませんか」。 きっと、日本が変わります。変えましょう。 若者の皆さん、 頼みますよ! 日本を。 <困った時、お尋ね下さい。>
by srd52834
| 2005-09-07 11:04
| 「現代社会を考える」→時事
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