オピニオン「総選挙」5 <問われる是非> 「郵政民営化」。 わかりやすく説明すれば、『資金改革』が目的である。 と云うのは、郵貯と簡保と云う「官」の資金を「民」へと振り替え、経済を活性化させる==これが、小泉首相の目指し経済界も期待したシナリオである。 要するに、巨額資金の流れを変える為の第一段階として、01年に始まった改革、「財政投融資制度」であるが、この巨額資金を旧大蔵省・財務省の資金運用部に集め、特殊法人等に配分、そのほとんどが公共投資の資金源として利用され、結果「無駄な箱物」や「不用道路」の財源となっていた為、 財投債や各機関が発行する財投機関債で、原則として、市中から資金を調達する制度に変えた。しかし、この制度では未だに本来の目的である「無駄使いの抑制」に至っていない。 そこで小泉さんは、「悪の根源」とされる「官」の資金、郵貯・簡保への政府保証をなくして、資金が民間金融機関に流れ易くし、さらに、之の運用も民営化された各社(四分割)が、自由に行うを原則としようとした。 そして、この巨大資金を使っている政府系記入機関の改革に着手し、さらに、国の<一般・特別会計>の歳出見直しをする方針であったが、「造反者」によって妨げられてしまった。 マスコミも一般国民も悪い。「郵政民営化が良く解らない」との答えが、70%以上で、ほんとに無責任な人や番組が多かった。なぜなら「改革制度の学習」すら努力しないで、ただ「解らない」と喚く人種が多かった事実は、「将来の日本」にとって非常に残念でならない。 「解らない」とか「学習に時間のない」人達は、「自分は『本来の仕事』でガンバリ、改革の『柱』は、有識者の様に『勝手な意見』の持ち主に頼るのでなく、賢識者に任せる」と云った「洗練された民主主義」の仕組みを、一日も早く理解しなければ、「日本の明日」はないに等しいと懸念される。 お解かり戴けたでしょうか・・? ご質問は何なりとお寄せ下さい。 クリック!!<ご意見お願いします>(募集=募集文科省)
by srd52834
| 2005-08-14 16:13
| 「現代社会を考える」→時事
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