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「情報公開」

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            時事ー「犯罪者の情報公開」



 毎日のように忌わしい「事件」が起きる日本、何時の頃からか「人情味溢れた人間関係」が姿を消し、「己さえ良ければ」と考える輩が大手を振って闊歩し、「防犯の目的」にて、カメラの設置がやたら多くなったと思います。(監視社会への懸念は残ります。)



 2002年の犯罪集計によると、一般刑法犯として検挙された人は、10万人を超えました。俗に一般刑法犯とは、殺人・強盗・性犯罪などを云います。



 これらの犯罪者の内、半分の5万人以上が再犯としてふたたび逮捕される現状では、犯罪者の情報公開も止むを得ない事かも知れません。




 とりわけ性犯罪者に対する情報公開に関し、1996年施行のアメリカ・メーガン法のそれとは随分差のある要綱ですが、法務省→警察庁への情報提供に伴うこれの共有化によって、「犯罪抑止効果」が働けば、住民にとって非常に有難い事でしょう。




 過去に於いて日本の社会と法律は、犯罪者に優しすぎた事は否めません。
やはり、国民とくに地域の人々の「安全」と「安心」を最優先すべきであり、「再犯の可能性の高い人」とか「過去に何度も繰り返し犯歴のある人」たちのプライバシイ保護を過剰に扱う事が多すぎたきらいも、もう少し早く対策を講じるべきであったかも知れません。 (犯罪者の社会復帰の機会の検討もされていますが....)




 その反省を踏まえ、今後、法務省は殺人や強盗などの凶悪犯罪、さらに放火・麻薬等の常習性の高い犯罪にも「情報公開」を拡大して行く方針だそうで、「治安の良い国・日本」が再び訪れる日を待たれる思いと共に、「日本の家族」の有り様を考え直すキッカケとしたいものです。
 
                                   [報道資料]


 ★六月の仏声人語・・生まれたんだ。精一杯生きよう!

     

      <心のささえーHP>


by srd52834 | 2005-06-15 17:29 | 「現代社会を考える」→時事
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