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山の遭難に思う!

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 <訃報>に思う!



         春山の遭難・・・
<高齢者登山>



 近年、健康志向の「登山ブーム」と言われ、高齢者の登山が急増している。なぜ、毎年遭難が多く発生するのか・・?  健康維持のための「死出の旅」などあってはならない事である。


 「登山」とは、一般人が考えるほど容易いものではない。
何度も経験を積み且つ、天気図や目的山の地形が読める事は云うまでもない。そして、個々が団体行動における役割分担を理解する事が、安全で且つ楽しい登山となり健康維持にも役に立つ、忘れられない「思い出」創りとなるのではあるまいか・・・。


 3月の「春山」で遭難された五名の方々のご冥福をお祈りしたい。
たしかに、幾度となく経験を積んでも事故は避けて通れない場合もある。要は、登山に励む「覚悟」であろう。特に、雪山の気象は目まぐるしく変化する。最終的には登山者の「これに対応できる」経験が「生と死」を別つ。(爆弾低気圧)


 死者に鞭打つ積りでなく、「安全で、楽しい」登山には、全国都道府県の「山岳会」が年に数回の講習会を開催している。 出来る限り(特に初心者・中級者)これに参加され、「非常時の対処法」を学び、且つ、指導に基づく経験を積んで欲しいと考えます。余談ながら、「雪山」の指導では随一と思われる「白馬」にて講習を実施されている「長野県山岳連盟」の受講をお奨めしたい。


 例え「近郊の低山」を目指すにしても、それなりの「訓練」が必要であり、基礎知識を習得された上でのパーティー編成を考える必要があるように思える。と云う「我がとしより軍団」も出来る限り「技術の習得」に計画を建て参加を呼び掛けているが、なかなか思うような成果は得られていないのが現状である。


 老いが進むと、「本」を読むにも根気がなくなる。
しかし、「山」で死ぬ事は許されない事を考え、日々鍛錬と知識を知恵にする努力が必要であることを考えなければ、(「山に登る資格」が欠落している自分を発見しなければ)良い成果は望むべくもないことを知らねば成らないと考えます。健康維持の為の「楽しい登山・トレッキング」を目指す方は、日々の鍛錬に尽きます。 そして、リーダーは万能ではありません。 個々の心構え、「日々少しづつ勉強しながら山に親しむ」心構えが大切ではないでしょうか。

 初心忘れず、続けることも肝要です。
(いつも自分に言い聞かせています。)


 追記
ー4月4日栃木県日光・男体山でご夫婦の遺体が発見されました。くれぐれも「気象」には配慮し、楽しい「登山」を楽しんで欲しいものです。



         ☆一度お尋ね下さい。
 
by srd52834 | 2006-04-05 16:13 | トレッキング
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