現社考ー「談合の闇」 やっと立件か・・・? 東京高検が「重い腰」を揚げたようである。マスメディアにてご周知のとおり、国が発注した鋼鉄製の橋の工事を巡り、約47社が過去40年以上に亘り「談合」を繰り返していたとの報道。 「独禁法違反」で逮捕された被疑者たち供述が待たれるが、レインボー・ベイブリッジ・本四等の架橋工事に[K会(旧紅葉会)とA会(旧東会)]関し、どんな調書が作成されるかが問題であり、司直の判断を仰ぐ迄には数年要するだろうが、「日本」で最大の「談合事件」となる可能性は、大である。 「談合」自体は、全て悪とは云えない。この世の中、言葉は悪いが「バカと鋏は使いよう」と評されるとおり、すべて「両刃の剣」であり、法律も同様に取り扱う者次第である。 しかし、「秘密会議」にて過去の実績と順番に依り、工事業者が決定する(業界では、ワークと呼称)ことは許されない行為である。 覚えておられますか・・先、福井県・運輸業界の某会社に看られた「告発者の冷遇」が思い出される。今回は、どうやら匿名での「告発」らしいが、年間市場¥3500億円の内¥175億円以上の「税金の無駄遣い」に拘わる「天の声」は、(業界では、「おつげ」とも云うらしい)有ってはならない事である。 政官業の癒着問題が叫ばれて久しいが、入札の方法と罰則の強化を図るだけでなく、オンブズマンのような「第三者機関」による「検閲」が必要なのだろうか・・。(野中元幹事長の功罪を近々報告します。) 談合の闇、91年・暴力団の恐喝事件以来、業界が採った「苦い経験」に依る対策「幹事社」の在り方は、いかがなものであろうか・・? 決して資本主義を否定するものではないが、先、ライブドアのマネーゲームに看る「仁義なき戦い」は、之の落とす影であり、闇の形成要因として「両刃の剣」を理解する「良き事例」となって欲しいものである。 ★五月の仏声人語・・おとな変われば、子どもは伸びる! <内容充実ご確認下さい。>
by srd52834
| 2005-05-27 14:58
| 「現代社会を考える」→時事
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